結婚1年後の離婚の危機

結婚1年後の離婚の危機について書いてみたいと思います。

夫婦の恥部を晒すような事ではあるのですが(笑)

結婚1年後の離婚の危機は、奥さんの浮気発覚から

僕たち夫婦は少し変わっているかもしれません。

それは自分の性的な欲求を包み隠さずとまでは言いませんが、完全に覆い隠すのではなく、ある程度は話したりすることがあるんです。

そのようになった最初のきっかけは、奥さんが浮気した後からかもしれません。

奥さんが浮気


僕たちは20歳の時から付き合い始めて、そして28歳で結婚しました。

結婚して半年くらいが経ち、奥さんが新しい職場で仕事を始めました。

それから少し経った頃から、どうやら奥さんは新しい職場で好きな人ができたようです。

その時は僕も新しい仕事がとても忙しく、毎日深夜に家に帰り、そして寝てまた仕事に行くといった繰り返しでした。

今から思えば忙し過ぎて、ほぼ思考停止状態の日々でした。

そんな時に奥さんも仕事帰りに好きになった人とご飯を食べたりお酒を飲みに行ったり、そしてその帰りにホテルに行ったりしていたようです。

奥さんの浮気を知ったきっかけは、ある深夜の出来事でした。

もう深夜の2時を回っていたと思います。

僕は当時、ある大手メーカーの新製品のインターネットプロモーションを担当していました。

ユーザー向けに送るメールが型崩れなどしていないか、テストで奥さんにメールを送っていました。

深夜に帰宅して、寝ている奥さんに

「メールちゃんと届いてた?」

 

と聞くと、寝ぼけながらも、

「ちゃんと届いてたよ。大丈夫だと思うけど、パソコン開いているから自分で確認してみたら?」

 

ということだったので、メールをチェックしました。

そしてメールを確認した後、何となく出来心でメールボックスの「ゴミ箱」を覗いてみたんです。

今まで奥さんのメールなど一度も見た事がなかったんですが。

するとそこには、奥さんが好きな人に送ったメールがありました。

「今日、洗濯物を畳んでいる時、○○の事を思い出して、涙が止まらなかったよ。早く会いたいよ、そして抱きしめて欲しい。」

といった事などがそこには書かれていました。

奥さんが浮気するなんて事をそれまでは一度も想像した事がなかったので、そのメールを見た瞬間、毎日深夜まで働いていて慢性的な寝不足でもあったので、これは夢なんじゃないかと感じたのを10年以上経った今でもはっきりと覚えています。

でもそれは、夢ではなく現実でした。

何度もメールを読み返しました。

奥さんがそこまで他の男を好きになるという事がなかなか想像することができませんでした。

でもどう見たってその内容は深く愛しているようです。

そして寝ていた奥さんを起こして、そのメールの事を問い質しました。

最初はしらばっくれていた奥さんも、メールという明らかな証拠があるので、その浮気の事実を認め、朝まで色々と話をしました。

その話した内容は今ではほとんど覚えていませんが。


そして後日、改めて色々と話をしました。

奥さんが語ったことは、

同じ職場の人を好きになってしまった。

その人と何度もご飯を食べに行って、その後に何度もホテルに行っている

その人も結婚していて、そして子供もいる。

僕と離婚なんてもちろんしたくないけど、その人と今すぐに別れる事もできない

少し時間が欲しい。

というような話でした。

そんな話を聞いて、改めてここ最近の事を振り返ってみると、色んな思い当たる出来事がありました。

ある日は仕事が遅くなると連絡があって、かなり遅くに家に帰ってきました。

そして家の扉を開けた僕の事を直視せずに、下を向いたまま家の中に入りました。

何だかすっぴんのような顔だな、と思いましたが、その時は特には気にとめませんでした。

でも今思うと、あの時は間違いなくホテル帰りで化粧も落ちてしまっていたわけです。

その当時、そんなにセックスはしていなかったわけですが、たまにセックスをした時には、奥さんは僕の方を見ずに目を閉じて、今までになかったくらい腰を激しく動かして、見た事もない表情で何度も何度もイっていました。

間違いなく好きな彼の事を想像しながらセックスしていたわけですね。

結婚1年後の離婚の危機を回避するための別居

結婚1年後の離婚の危機を回避

それからしばらく経って、彼との事に完全に区切りをつけるまで、離れて暮らすことにしました。

奥さんがワンルームの部屋を借りて出ていくことになったんです。

20歳の時から付き合っていて、その時点で10年くらい経っているわけです。

昔は精神的に不安定な所があった奥さんなので、しっかりと支えてあげる必要がありました。

そういった関係だったので、夫婦でありながら、わずかではあるんですがどこかで親子のような立ち位置にもなるというちょっと変わった関係性だったように思います。

今では全くそんなことはないんですけどね。

だから、ワンルームを借りるという時に、そのお金を出してあげたり、色々と必要なものを買いそろえたり、はたまたパソコンまで買ってあげたりしたのを思い出します。

いったい何をしてるんだという感じですよね(笑)

奥さんが好きな人を作って家を出ていくのに、色々と買いそろえて送り出すなんて。

まるで東京の大学に受かった娘を送り出す父親みたいですよね(笑)


別居中にはその奥さんのワンルームに、僕も何回も行きましたし、たぶんその彼も来ていたんだと思います。

ある時には、深夜に自分の家に帰ると何か人の気配を感じました。

何だろうと思って寝室に行くと、奥さんが泣きながら布団に入っていました。

どうやら彼に別れを切り出されたようなんです。

彼との関係でうまくいかずに傷ついて、そして旦那に慰めてもらう、全くおかしな関係ですよね(笑)


そんな別居生活が1年くらい続いたと思います。

奥さんから会って欲しいと連絡がありました。

「彼との事はきっぱりと終わりにするから、また一緒にやっていきたい。もうこれからこんな事は絶対にしない。僕の為に尽くしたい。」

というようなことでした。

会社が移転した事もあって、引っ越しする必要性もあったので、新しく家を探して、そこでまた新しい生活を始めることにしました。

一緒に住み始めてからも最初は色々とあったんですが、次第に生活は落ち着いたものへと移行していきました。

そして子供もでき、今ではその当時のことが遥か遠い昔のことのように思えます。

【続き】奥さんの浮気が発覚した後のこと